pumasan さま、
ご質問ありがとうございます!
読み取り性能については、とてもよくお問い合わせいただく内容なのですが、
使用する周波数帯や、タグとリーダーの組み合わせによって様々なケースが想定されます。
> 1.一回でどのくらいのタグが読み取れますか?
>
もちろんタグとリーダーの組み合わせにはよるのですが、
1回の読み取り操作を行った際に、アンテナの通信範囲内に存在しているタグを
どれぐらいの数量まで同時に読み取ることができるか、という意味合いですと
環境が良ければ100個ぐらいまでは比較的瞬時に読み取りができるかと思います。
あ、UHF帯のRFIDを想定した場合になります。
> 2.どのくらいの距離から読めるものでしょうか?
>
同じくUHF帯のお話しですが、一般的なシールラベルのタグで、
最大3mぐらいを想定いただくのがよろしいかと思います。
もちろん小さいタグだと数cmのレンジしか飛ばないものもありますし、特殊なタグと
リーダーの組み合わせだと10mを超える通信距離を確保できるものもあります。
このあたり、用途に合わせて適切な組み合わせを提案させていただければ、という感じでしょうか。
> 3.読み取り漏れはどのくらいの頻度で発生しますか?
>
管理要件にあったタグの選定を行い、事前検証に基づいたタグの貼付位置および
リーダーアンテナに対する適切な通過位置をキープできたとすると、基本的には
100%の精度で読み取りを行うことができます!
と、言い切りたいところですが、実際には様々な事情により100%の読み取りを
実現することは難しく、もし読めなかったときのことを考えた施策を組み込んで
おくことが大事になってきます。
読み取り漏れの頻度ですが、一概には申し上げにくいのですが
上記の対応により、限りなく100%に近いところまで向上させることができる、
という感じかと思います(汗
Let’s enjoy RFID !