昔よくやったRFID簡易デモのやり方についてまとめます。
読めた枚数、読めなかったタグID、読取にかかった時間が簡単に分かります。
本当はExcelファイル自体アップロードできれば、説明も簡単なのですが、アップロードできなさそうなので、
だらだらと書いてみます。
まず、こんなシートを作成します。お客さんへの見栄えを気にする方はもっといろいろ凝ってみてください。
B列にはデモ用のタグIDを予め入力しておきます。
ExcelToolなら、「セルへ入力する」モードを使えば簡単に入力できます。
人間が見て分かるように、タグにはNO列の数字を書いておくとよいと思います。
次にシート上の各セルには以下の設定をしておきます。(最大セル番号は適当に設定してください)
D2 =COUNTA(B3:B102)
E2 =COUNT(C3:C102)
F2 =MAX(C3:C102)-MIN(C3:C102)
それから、C列とF列のセルの書式設定を「時刻」にしておくとよいと思います。
ExcelToolの設定画面をこんな風にします。セルを探すのうち、「背景色を変える」と
「右側に読取時刻を入力する」にチェックします。
デモは大抵何度か行うでしょうから、クリアボタンも作っておきます。
ボタンを挿入して、下記のようなマクロを追加しておきます。
`
Sub ボタン1_Click()
Range(“b3:b102”).Interior.Color = RGB(255, 255, 255)
Range(“c3:z102”).Clear
End Sub
B列の罫線まで消えてしまいますが、私は気にしませんでした。
デモ用に準備したタグを読み取らせてみると、「セルを探す」モードで全て読み取ると、
シートが下記のように変わると思います。
まず、B列を見ると、読み取ったタグIDの背景色が黄緑色に変わっています。(色は設定画面で好きな色に変えられます)
C列には読み取った時刻が入力されます。「空いているセルに入力する」になっていると、D列以降にも入っているかもしれません。
E2には読み取った枚数が表示されます。F2には読取開始から読取終了までに経過した時間が表示されます。
こんな感じで、ExcelToolを使って簡単なRFIDデモが実現できます。あとは読取の練習を入念に行って本番当日に備えてください。
以上です。